あなたも「総入れ歯」予備軍!?
2019/12/16
むし歯もないのに歯が抜ける!恐ろしい病気歯周病!
なんと、30歳以上の人で歯を失う原因の9割が歯周病です。
歯周病ってどんな病気?
一言でいうと"歯ぐき"の病気です。
歯肉がはれ、歯を支える骨が溶け、歯がグラグラしはじめ、悪化が進むと歯を抜くことになります。
虫歯のような激痛が少ないため、自覚症状がないまま、気付いた頃には治療不可能なほど悪化していることが多い、横綱級の怖い病気です。
すでに、成人の9割がかかっていると言われています。
どうしてなるのでしょう。
原因は「歯垢(しこう)」。歯垢とは、細菌のかたまりです。
歯と歯肉のさかいめについた歯垢から、歯の根っこにそって細菌が入り込み、炎症が起こり、歯肉が腫れ、歯を支える骨が徐々に溶け出していきます。
日々の生活の中で、簡単に防げます。
歯周病の原因となる歯垢・歯石ができないように、毎日のブラッシングで丁寧に細菌を取り除きましょう。
ただ、家庭でのブラッシングだけでは、絶対に取りきれない「細菌の膜」ができます。どんな歯磨き粉を使っても、どんな長時間みがいても、避けることはできません。
この「細菌の膜」を取るため、最低3ヶ月に1度は歯科医院で予防トリートメントを受けておきましょう。(痛みはありません)
そうすれば知らない間に歯がグラグラになっていた、ということはありません。
こんな症状がでたら要注意です!
①歯ぐきの色が黒っぽい ②歯肉が腫れている ③歯みがきの時、出血する ④口臭が強い ⑤時々、歯ぐきがはれる ⑥朝、口がねばる ⑦歯をみがく時痛い ⑧噛みづらい |