歯並び・かみ合わせを治す“歯列矯正”

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歯並び・かみ合わせを治す“歯列矯正”

2019/12/16

一生、自分の歯でかめることは大きな幸せです。

矯正歯科

矯正歯科イメージ●患者さんが小児の場合、ご両親の協力は特に必要です。治療期間も長く、歯みがきや食事にも気をつかい、担当医の指示通り装置を取りつけたり、歯みがきをしなければ治療は予定通りに進みません。患者さんと担当医が協力して一緒に治していくものです。治療を始める前に費用や期間、装置についてなど、分からないことはすべて確認しておきましょう。

歯列矯正のメリット

●口元などが美しくなる
●健康的なかみ合わせになれる
●歯の病気になりにくくなる
●体調が良くなる
●唇が閉じやすくなる
●発音しやすくなる

歯列矯正のデメリット

▲矯正装置が必要
▲治療期間が長期になる
▲歯みがき、食事に気をつかう

 

 歯列矯正とは?
歯列矯正とは?口元、顔の形、歯並び、かみ合わせを良くし、自分の歯で一生かめるようにすることを目的としています。

 

  ●歯列矯正治療の必要があるもの
  • 歯列矯正治療の必要があるものかみにくい、発音しにくいなど機能障害があるもの
  • 歯並びが悪いため、ムシ歯や歯周病になっているもの
  • 骨格的にかみ合わせがずれているもの
  • 歯やあごが原因で唇が閉じにくいもの
  • 審美的に問題があるもの
    このほかに、いびき・歯こぎしり、舌足らずなしゃべり方がなおることも!

 

  ●いつごろからはじめるの?
何歳になっても矯正をすることができます矯正治療の開始時期は、患者さんそれぞれに適切な時期があり、一概にこの時期とは決められません。歯肉の健康な人なら、何歳になっても矯正をすることができますので、詳しいことは私たち担当医に相談してください。

 

  ●矯正治療中の注
矯正治療中の注意痛み
個人差はありますが、矯正装置を入れると2、3日は歯が浮いたような感じになったり、痛みを感じる場合がりますが、それは歯が動いている証拠です。3日~1週間でおさまります。それ以上痛みが続く場合などは担当医に相談してください。
矯正装置には食べ物のカスがたまりやすく歯みがき
矯正装置には食べ物のカスがたまりやすく、歯みがきをおこたるとムシ歯になります。治療に入る前には歯みがきの指導を受けるので、その注意にしたがって毎食後しっかりと歯をみがきましょう。
かたいものや歯にくっつくものを食べると装置が壊れたり、変形する可能性もあるので避けましょう。食事
矯正中はムシ歯や歯周病にならないために、甘いものはなるべく控えます。かたいものや歯にくっつくものを食べると装置が壊れたり、変形する可能性もあるので避けましょう。

× 避けたい食べ物
避けたい食べ物
△注意が必要な食べ物
注意が必要な食べ物

 

●矯正に使用する器具
目的によってさまざまな形のものがあり、歯科医によっても、患者さんの成長過程によっても使用する装置はかなり異なってきます。下記の装置は代表的なものです。

 

リンガルアーチ
リンガルアーチ
(パラタルアーチ)
マルチブラケット
マルチブラケット
クワッドヘリックス
クワッドヘリックス

 

床矯正装置
床矯正装置
機能的顎矯正装置
機能的顎矯正装置
へッドギア
へッドギア

 

◆この他に、目立たないタイプのものもあります。
◆装置の使い方、食事や歯みがきなどについて、いろいろな指示が担当医からあると思いますが、担当医の指示には必ず従いましょう。

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