歯肉マッサージの目的と効果について
2019/12/16
リラクゼーションの効果
歯肉および粘膜に優しく触れる(マッサージ)ことにより、緊張感、不安感などを和らげます。
気持良い、嬉しいなどプラスの気持を感じる時、脳内にβエンドルフィンというホルモン物質が出てきます。
これは脳内麻薬とも言われ、モルヒネと同様の作用をすると言われています。
モルヒネに比べて6,5倍の鎮痛作用があり、例えば、女性が出産の痛みに耐えられるのは出産の時にもこのホルモンがたくさん分泌されるからだそうです。
ランナーズハイもこの物質によるものです。
βエンドルフィンは身体に対して絶大な効果を持ち、ストレス軽減・解消や脳の活性化、身体の免疫力を高める働きがあります。
免疫力アップ効果
マッサージにより、ツボを刺激することによって血液循環の促進、免疫力を高めることができます。
特に歯根(根尖)部分には東洋医学で経路(人体エネルギーの通り道)があるといわれています。
前述のようにβエンドルフィンによっても免疫力を高めることができます。
唾液分泌促進効果
マッサージにより、唾液腺の刺激で分泌促進。
心地良いと感じることにより、副交感神経を優位にさせることでも唾液は分泌しやすくなります。